薬缶をいただく

chiss4122005-01-08

ようやく我が家に薬缶というギアが導入された。会社の同期がプレゼントしてくれたのだ。リクエストしていたので物は知っていたのだが、ステンレス好きとしては、底が18/10ステンレスで底厚三層構造というスペックが非常に惹かれるわけで。もちろん何十層構造とか言い出すと、VITA CRAFT(米)、CRISTEL(仏)、FISSLER(独)、GEO PRODUCT(日)あたりもやれ5層だの9層だの頑張ってる。ようわ早く沸き、冷めにくければ1層でも100層でもいいので、とにかく機能美が潔く余計な装飾が無ければ惚れるのだ。

まあ、とにかくいままで片手鍋で湯を沸かしていた我々としては、早速専門職の薬缶の実力を見ようと、とくと離れていた紅茶などを淹れてみた。もちろんいま流行の「べノア/ Benoist」ティーではなく普通の紅茶。これまた会社同期のイギリス土産のF&M。

笛吹き薬缶じゃないので、沸いたかどうか気づくかなと思ってると、そのうち「ザワザワ」と薬缶が唸りだしたので、杞憂に終わる。俺流としてはちっちゃい紅茶カップで少しづつではなく、デカマグでガブガブいただく。よって5人分は淹れる。個人的にはアールグレイは牛乳入りがのぞましい。量も然ることながら、あまりにゆっくり飲むので、最後のほうは赤というより黒に近い色になる、紅茶好きには耐えられない光景かもしれない。