オペラ座の怪人は幽霊？
もともとストーリーは知らなかったがおそらくファントムは人間だろうと思っていた。でも職場の同僚が霊だとノタマッタのでそうか劇場に住んでる霊かと納得してしまっていた。その人は帰国なので「ファントム」を霊と直訳してしまったのだろうが、人に「ジバクレイ見たいなもの」と自信をもって言われるとつい信じてしまう。しかし今日彩乃と映画を見にいった。霊という先入観で見てたらなんかどうも人間っぽい！邦題は「オペラ座の引きこもり天才嫉妬怪人」でいいと思う。しかし音楽がいいね。OVERTUREのパイプオルガンは鮮烈で荘厳、オペラならではの歌の台詞もイタリア語だと不可能だが英語ならまだ理解可能。
イタリアのフィレンツェで一度オペラを見に行ったがもう本当にさっぱり全く理解できず。申し訳ないが途中で中座させていただいた。劇場の人がトイレはそっちじゃないよといってくれているが出て行く我々にはそっちでいいので、「グラッチェ ボナノッテ」といって退散。解る言葉で見るべき。
映画自体はミュージカルというかオペラというかとても気に入った。時代考証とかフランスなのに英語とか固いことは抜きにしてまあ見てもいいんじゃないか？途中とても現代的アレンジの曲が入るのだがこれだけはちょっと微妙。ビートは要らないと思う。
せっかく新宿に出てきたので、新宿名物でも食べて帰ることにした。新宿といえばなんだろう？「アカシア」「高野」「中村屋」「神座」「武蔵」と考えて「中村屋」に向かう。ずっと気になっていたが行けなかったのがカレーの老舗。インド人と結婚した中村さんが昭和一桁に開いたらしい。中村屋のレストランはRepas(ルパ)といって２階にある、なぜ「ルパ」かは解らんが「ルパ」にいってみた。カレーにしてはやや値ははるが、ＴＯＰＳのカレーも高いからまあこんなもんかもしれん。結構これも旨くてしとしと雨のなか出てきて良かったなとおもった一日だった。
