2スト 4スト

chiss4122005-09-30

バイクのエンジンには2つの種類がある。所謂4ストと2ストといわれるものだ。別名4サイクル、2サイクルとも言われる。これは吸気、圧縮、爆発、排気の4工程か、は吸気/圧縮と爆発/排気の2行程かの違い。2ストのメリットは毎回爆発をすることができるのでパワーが4ストの倍出る。4ストで10000回転のパワーは2ストの5000回転で出てしまう。デメリットはその分エンジンが倍疲れるので壊れやすいのと、混合気を吸気したときに、エンジンオイルも燃えてしまう(臭い白煙がでる)、結果オイルが減る。あと、2ストの構造上ショートストロークになってしまうため、パワーの割りにトルクは稼げない。

町でカランカランという乾いた金属音の小柄なバイクをみたら、排気ガスに注目。白っぽくて異様に花火臭いというか化学臭い場合はそいつは2ストです!環境に対する負荷は圧倒的に2ストのほうが重く、現在すでに他国内3メーカーは4スト化にシフト済み。Yamahaもモーターレース用の基礎研究開発は継続するが市販は終了とのこと。

SR400は単気筒だが、4ストエンジンです。ハーレーとかドゥカティとかSRVとかVFRとかはツイン(2気筒)で、一般的なゼファーとかCB400とかはマルチ(4気筒)で4スト。2ストの代名詞はHONDA NSRYAMAHA TZR、SUZUKI RGVなどだろうな。