軋むドラムブレーキ

chiss4122006-05-03

タイトルは大抵の人には意味不明だが、レトロバイク志向の人には避けて通れない過去の遺産だ。今は車をはじめ大抵のバイクのブレーキはディスクで、制動性に優れ、メンテナンスがしやすい。高級自転車なんてサスペンションに加え前後輪がディスクだったりするので驚きだ。愛車のヤマハSR400は昔は前後輪ドラムブレーキで、時速80キロから停止するまでに50メートル以上止まらないから、エンジンブレーキもガンガン当てて全力でブレーキを掛けるのが定番だった。雨の日は2倍は止まらないのでスピードが出せない危険な大人バイクだった。最近のモデルこそ前輪がディスクになり非常に安定感が出てきたが、なぜかリアはドラムのまま。レトロ派と安全派の折衷案のような微妙なソリューションだったと言えなくも無い。そのリアのドラムが、大阪のおばちゃんのチャリンコのごとく「キュィー」と断末魔を上げるようになった。明らかに何かがオカシイ音なのだが、ブレーキはちゃんと効くし鉄がこすれる感じも無いので気にしていないが、なんせ煩い。

6年目を迎える愛車は今だ1万キロ走っていない運動不足状態なので今度遠出に連れ出そうとした矢先の異音騒ぎ。当面はこの「キューちゃん」のご機嫌を伺う毎日だ。

天気が良いので今日のテーマソングは90年台よりガンズの「Sweet Child Of Mine」。良く聞くとギターが3本も入っている、リフはスラッシュだとしても他の2本は誰が??