突風のマザー牧場

chiss4122006-05-06

バイクの高速道路2人乗りが解禁になったのに、一度も試さないのはどうかということになり、近場の行楽地に向かうことにした。千葉県マザー牧場なら動物好きの俺の癒しにもってこいだ。問題は行程で、前日書いた通り首都高とその主要支線は規制がかかっているため、羽田線に芝浦ランプから乗るか、台場線と並走する一般道でお台場へ行き、13号地から湾岸B線に入るかとなる。接続の良さからB線経由でアクアラインに入ることにした。

ところがである、折からの強風でバイクがブレるのが少々厄介で、海ほたる以降は海面上に露出した道路を千葉に向かうのだが、海風がスゴイのだ。秒速18メートルの風のため40キロ規制がかかっていたり、ライダーが途中で路肩に停車して風をしのいでいたりと2輪泣かせの突風が襲っていた。

2人乗りだと風の影響を受ける面は広いが、その分重量が増すのでスピードが出ていれば安定が増すはず。動力がタイヤに伝わった状態をキープし且つ、パワーバンドの高い4000回転以上をキープして4速で着実に対岸へ向うのだった。

マザーは子供連れが多くイチゴ狩りやら色々と楽しめる企画が多く、ちゃんと知っていればばもっと楽しめるはずなので事前に企画を詰めることをオススメする。メジャーな動物達の素朴な姿に感動。羊の顔が黒くなかなかカワイイもんだと関心した後で、ジンギスカンもなかなか旨いもんだと舌鼓。人間の悲しい切り替え上手が露呈したりする。謎に地面に穴を掘りまくるブタや、同じく穴を掘りまくるウサギや、一面の菜の花に癒された1日となった。帰りの風が気になるが、すでに体が風になれたせいかそこまで不安は無かった。当然帰りも烈風で彩乃はかなり懲りた様子。バイクは街乗りに限る思い知る1日でもあった。