アンチ スケーティング

chiss4122004-12-19

冬だけど俺は絶対にスケートには行かない!という日記ではないです。
かなりマニアックな発見があったので書きますが本当に飛ばしてください。

いやー、参った。いままでそこまでアンチスケーティング(以後AS)について真剣に考えてこなかったけど、これは偉大な発見であった。HIP HOPでは前後にスクラッチをする際に針が飛ばないようにASを0に設定するのが定番だし、HOUSEでもバックキューイングする時に飛のでやはり0にしてきた。だが
これはシェル自体がでかいくて重量がある44GではOKだが、オルトフォンのように軽いものだとASが0だと入力の大きい曲では内側に針飛びを起こしやすい。
これをいままで針圧3gなんて大技で乗り越えてきたけど、どうやら素直にASを針圧に沿わせたほうが遥かに良かった。まったく飛ばなくなった。
ある掲示板では針圧を調整しているのだからシェル自体の重さは無関係という
人もいたが、もともと4g - 1g = 3g のものと、53g - 50g = 3gにしてあるのでは
外部からかかる力に対する反応は違うはず。

またASはSL1200のような曲がりアームの時だけ必要な設定なようで、直線アームのベスタでは発生しないとのこと。カートリッジを22度傾けて軸と直線にする
という発想はここから来ているのだなと、シミジミ。


レコードを触らないひとには全く興味をそそられないTOPICだった。
詳しくは下記参照。
http://panasonic.jp/technics-audio/products/analog_player/sl-1200mk3d/manual/02.html