楽器辛口系お笑い

chiss4122005-02-16

辛口トークと楽器の組み合わせは最近の定番のようだが、ギター侍はじめ最近精彩を欠いている。さすがに悪口も限界があるのか?単に楽器というだけならハナワとか、テツ&トモあたりもそうだし、辛口だけなら青木さやか長井秀和も然。自分は突っ込みだなと思いながらも持ち前の優しさが仇となって突っ込みきれないジレンマを抱えながら四半世紀来たが、突っ込みだけでは成立しないということを上記の彼らを見て思うわけだ。ボケがいて初めて突っ込みが生きる。卵が先か鶏が先かの理論になりそうだが、人口の半数が突っ込みという大阪においても一人のボケを数人で突っ込む日常をかんがみるとやはり「ボケ」の大切さをシミジミと感じるのだ。

大阪人はこの慢性的なボケの不在をなんとか補おうと、ツッコミ兼ボケという器用な役回りを演じはじめる。ボケは基本的に天然なもの意外は全て人工ボケにあたる。人工ボケは「なにかおもしろいことを言おうとするあまり」むしろ寒かったりと非常にむずかしいのだが、自分がツッコムために人工ボケも辞さない覚悟が大阪人にはあるのではないか?その具体化したものが一人ボケツッコミだ。もうツッコミたい衝動を抑えられない大阪人は無理やりボケを唐突に導入し自己完結する。もはや病気だ。