大盛は悪である

特筆すべきことはあまり無いが今日ほど大盛は節度が無いと思ったことは無い。もともとバカ食いするほうではないのだが、隣の人が食べる標準サイズに少々不満だった我ら（ジョン、コジマクロ氏）は全員で大盛を決断。英断に見えたのもつかの間、垣間見えるキッチンにはトングでは到底さばききれない量の山吹色の麺が踊っている。果たしてスパゲッティに関して大盛というチョイス自体存在していいのかが心配になってくる。腹一杯食べても具が増えるわけではないので、麺が腹いっぱい溜まることになる。はやりのツケ麺しかり、最近は麺ばかり食うやからが多いのだろうか？それに対応した結果なのか、予想通り３００Ｇ程度のヤツが出てきてしまった。昔「ルパン3世のバビロンの黄金伝説」で、ルパンと次元が皿いっぱいのスパゲッティをズビーズビーっと食べているシーンを見て以来確かに腹いっぱいのパスタを夢見た。そして夢は数年をへて今日実現した！！　、、沈黙の10分の奮闘の末、もうそんなに若くない胃には数時間の長丁場仕事を課し、消化し血となり肉となり体重となるだろうスパをやや恨めしく思う心が残った。中庸がいいね。