そうだ、京都へ行こう

chiss4122005-12-30

ってな具合に、夜行バスに乗り込み京都へ。どうせ大阪に帰省するなら途中の京都に寄っても支障無いし、急行で20分もあれば着く近さだ。バスは夜10時に出発するや否や消灯。ドリーム号の名の通り寝ろということか? どこでも寝ることが出来る才能を生かし数分で熟睡。以前も10数時間のフライトも起きてたのはメシ時のみということも数回。一緒に行ったひとはさぞ薄情な奴だと思ったに違いない。で、京都駅駅前に着いたのが朝の5時半。東京と違い駅前は全く静まりかえっていた。コンビニで缶コーヒー飲みながら作戦タイム。とりあえず朝6時から開いているという清水寺へ!染み込むような寒さのなか、清水の舞台を見学。ようやく朝日が昇ってきたところで、朝ご飯に「第一旭」を食べようということに。コンビニで立ち読みした雑誌でも朝に食べたいラーメンと書いてあったので大丈夫だろう。大阪の「二両半」にちかい、豚骨醤油なのだが、澄んだスープがアッサリコクがあって旨い!九条ネギが山積なのも嬉しい。隣の「新福菜館」も次回是非トライしたい。金閣寺やら龍安寺とか京都の基本をチェック。「般若心経」の写経なんかもに挑戦。正座しながらの40分程度の写経と、お寺さんのお話なんかを聞きながら、くつろぐ。

昼ごろ錦商店街で正月の買い物に忙しい地元民に混じって散策。今日野菜の金時人参など珍しいものが並ぶ。生麩の田楽とか、麩饅頭、ダシ巻き玉子などが売れていた。バスでおばあさんを助けてあげたのだが、その人と意気投合して駅前の伊勢丹で漬物と阿舎利餅を買うことになったのだが、どうやら其のおばあちゃん地元でも有名な試食魔だったらしい。デパートにとってはタマランだろうが、我々には強い味方だった。なんせ何が旨いか食べて知っているものだから。「大安」の千枚漬け、「満月」の阿舎利餅、「楽味京都」の「胡麻大根漬け」なんかを仕入れる。

朝もはよから京都を満喫し、向かうは実家の大阪天王寺。せっかく天王寺なので「じゃんじゃん横丁」で有名な新世界へ行こうということになり、自転車2ケツで寒空の通天閣目指して漕ぐこと10分程度。着きましたで新世界。しかし!最近の串揚ブームのためか、新規参入の大手資本が入ったようで、東京の居酒屋風の店が雨後のたけのこのように出来ていた。うへー、参った。でも老舗の昔ながらの所にしようと「近江屋」「八重勝」を候補に。結局「近江屋」にしたのだが、ここはアメリカンドッグ差ながらの衣が独特だ。80円の元祖串カツは衣がほとんどで、牛はほんの少し。ソース二度付け禁止とか、キャベツ食べ放題とかが今やキャッチフレーズ化してるが、きっちり2度つけてきた。残念ながら「土手焼き」が無いので、隣の店にハシゴ。ここは寿司まである昔ながらの新世界の飲み屋の風貌がイイ!京橋にもこういう店がまだまだたくさんあるので是非そちらもチャレンジすべし。