芝浦ケープタワー と 赤のケープ

chiss4122006-07-23

赤のケープは言わずと知れた女性用整髪料だが、芝浦のケープは三井不動産のマンションだ。ケルプは海草のことだし、スケープゴートは悲しい山羊さんだからここでは省略するが、とりあえず芝浦ケープに申し込みをしてみたわけだ。まあコレでも色々と調べて熟慮した上での決定で、ヘリコプターが煩かろうが、駅まで13分だろうが、周りが運河でちょっと磯臭いとかはこの際、ガマンできるレベルと判断した。だが蓋を開けてみるとなんと抽選!倍率付いてますよお客さん!弊社希望物件は3倍で、見事に落選。

でもここまでの勉強は非常にためになったのだった。耐震と免震と制震の違いとか、基礎の下の杭は規格品がいいのか現地形成品が良いのか、支持基盤のN値と其処までの距離とか、スラブ厚はどれくらいあれば階下との遮音性が高く、ボイドスラブとかアンボンドスラブは普通のスラブの8割程度の遮音性とか。耐震等級とかコンクリの質とか、いやはやもうスゴイ専門用語の山でした。あと住宅ローンも色々見た結果、費用の名前が変わるだけで、実質かかるコストが裏に隠されてたり、団体生命保険費用が毎年12万かかるが、銀行だと金利に込まれているとか、SBIモーゲージは保証料は無いけど事務手数料が半端無いとか。世の中旨くできてます。情報デバイドがこういうところにもでてきますね。

だけど、その裏で姉歯じゃないけど、一流デベロッパーで、施工も一流でも、下請け孫請けが信頼できるところかどうかは、計り知れない。実際に5000万クラスの高級マンションも孫請けの施工が酷い手抜きで、アンボンドスラブに必要なコンクリの中の鉄線が入ってなかったり、ゴミがコンクリに紛れていたり、結果床が沈んだりしたらしい。