カリッとしたリンゴ

chiss4122009-10-29

リンゴが新鮮で歯ごたえがしゃっきりしている様子を音で表すと「パリッ」「カシッ」「カシュッ」「シャキッ」「カリッ」という感じだろうか。今早生で出回るフジや、新種のシナノスイート、千秋はまさにこの表現を地で行く極上のリンゴ。逆にシャッキリ感に劣るジョナゴールド、つがる辺りは好みじゃない。また季節外れの貯蔵リンゴは当然身がグジっとして、覇気が無い。あえて買う必要無し。

比較として、梨はこのシャッキリ感では当然リンゴに勝る。特に20世紀と南水は身が「パチッと」してて包丁を入れると小気味よい抵抗感で切れる。これが旨い。今出回る早生りんごで、この梨レベルの「パチッっと感」を見せる新鮮なものがあり、運よく出会えるとちょっとした幸せ。

最近出回り始めたシナノスイートは酸味が低いから、食べ飽き無いし、カリッと感も十分。当たりやね。早生フジは当たりの確率が現在5割。ちょっと優劣を見分けるのが難しい。サンフジの到来が待ち遠しい限り。

ちなみに、早生フジはフジとは別種らしく、「ひろさきふじ」「やたか」等のフジより早く成熟するフジの枝変わり品種を総称して言うらしい。騙されたぜ。

桃梨に続き、今が林檎、そしてついに南柑20号(温州みかん)の季節。

参考までに
シナノスイート=フジ+ツガル
フジ=国光+デリシャス
ジョナゴールド=ゴールデンデリシャス+紅玉
千秋=東光+フジ