スィートドーナツ 2010 波乱の予感

ドーナツ業界は長らく『ダンキンドーナツ』と『ミスタードーナツ』という大型資本のチェーンが支配する時代が続き、そこにNYから『ドーナツプラント』が、そして『クリスピークリーム』が登場したことで、カナダの『ティムホートン』を除いてほぼ出そろった感がある。もちろんその他にも、デリバティブ的にミスタードーナツが『アンドナンド』を展開し、高級部門で新参に対抗しようとしたが、品質本位からデコ系に傾倒し始めたあたりから支持率が個人的に低下している。また、『スターバックス』も異業種ながらシュガードーナツはなかなか良い味を出しているし、さらに東急系のスーパー『プレッセ』の店舗内ベーカリーのドーナツも意外と伏兵的に好印象だ。

そしてそこに2010年に新たな刺客が登場した。

ナチュラルローソン内ベーカリーの『スィートドーナツ』126円

イースト系にグレーズという、ドープラ系の王道路線で攻めており、サイズも値段もお手頃。そしてなによりマンションの一階で買えるという手軽さ。これらの要素を定量的・定性的に判断し、今年2010年の暫定1位に認定する。

2位以下はドーナツプラント、クリスピークリーム、アンドナンドミスタードーナツの順。(あくまで個人的な投票によるもの)
店売りコーヒーのレベルも採点の要素に加えると、ナチュロのコーヒーではまだ到底対抗できない。スタバはもちろんとして、クリクリ、アンドナンドはコーヒーも非常に好印象で、次にドーナツプラントミスドの順。ミスドは昔バイトしていたことがあるが、アメリカンコーヒーは酸味も考慮している豆の選定のため、やや好みでは無い。

電子レンジで温め直すと食べ頃になる
でもカロリー高いので注意