困った歓送迎会@韓国屋

chiss4122005-04-28

この日はある人の最終日だった。この日は残念ながら永らく記憶に残る日になるだろう。もともと周囲と折り合いが悪い人で、挨拶をしない、されても露骨に無視をするという時点で多くの人から一歩さがられてしまっていた。そのくせ人一倍自分のことには全力をつくし、以前マウスにゴミが詰まって動きが悪くなったら掃除ではなくヘルプデスクに電話して取替えさせていた。ネイティブのアメリカ人の英語を間違っていると修正したり、5月27日を4月27日と勘違いして勝手に大騒ぎしたり、就業時間中にうたた寝を数回かましてみたり、隣の人にわざわざメールで用件を伝えたりと奇行が目立っていた。そして最終日その人は誰にも何も言わずに定時でスッと姿を消した。夏の幽霊話ではなく現実にスッと最終日に今まで一緒にはたらいた人にも上司にもその上司にも な.に.も.言わずに去っていった。その日の夜に企画されていた歓送迎会に来れないと知ったのはその直後。常識が無いを通り越してしまって一同言葉を失ったものだ。その人は入社当時から引継ぎの人を困らせ、次に入ってきた人を初日に不思議な理由で叱り、そのせいかどうかは不明ながらその人は2日でやめてしまった。恐ろしいとはまさにこのことだろう。くわばらくわばら。