LONDONのトレーダーって

chiss4122005-11-17

いい加減なんだなーって実感。決してロンドンだけに限らず几帳面さ、仕事へのシリアスさにかけては日本人は群を抜いていると思う。A型だの何だのっては正直信じてないけど、国民性とか文化差ってのはまず間違いなく存在するし、それでも世界がちゃんと回るんだったら、気にしすぎの日本人はストレスだけ損だななんて思ってしまう。詳しくは書けないが、日本人が日本人の客に返す前にちゃんと日本風に味付けを変えて提供しないと、とてもじゃないけど文化間戦争になってしまう。ある外人トレーダは1円の差を埋めるために、1000円近くコストをかけて海外送金を行う姿はある意味常軌を逸する行為だ。でも金融機関でよくある話だが、1円合わないだけで、部屋中を全員で探し回るそうだ。その辺はもうすこし柔軟性を持った方がいいだろう。外資に買収された銀行なんかはその辺どうなんだろう。さすがに緩いだろうし、そうあるべきだ。

我々の業界でも既に機械化の波は押し寄せてきている。地球温暖化では無いけど、ちょっと前まで海岸線だったところはもう海の底だ。比較的台地に位置する外国株式も時間の問題だろう。アルゴリズムトレードは各外資系金融機関を中心にあらかたスタートしているし、(ubs辺りが先行中)もう客が回線を繋いで、オーダーをロードしてトレードパターンをポンとボタン1クリックでコンピュータ様が静かに着々と何百にもスライスして売買を行うのだ。人間にはとてもそんなことは出来ない。東証もシステム増強無しには支え切れない日が近い。

品川のシティータワー41階のグランドチャイナという店で新人アジアセールスの歓迎会をする。紹興酒ってのは全く翌日に残らないので重宝する、ちょうどボジョレーの解禁日でもあったが、ボジョレーはもともと薄くて好きじゃない。