鳥小屋＠中目黒

晩飯を作って食うには終業時間が遅すぎるので、食って帰ることにした。本当は中目黒のジンギスカン聖地を訪れるつもりだったが、肝心の店の名前と場所を覚えずに来てしまった。まあ地元民が知ってるだろうし、本屋もあるだろうなんて悠長に構えていたら結局見つからずじまい。「だるまなんとか」とうる覚えしていたが、正しくは「まえだや」だった。聖地の代表選手は４件。①まえだや②鐡玄③くろひつじ④久慈清商店なのだそうだ。現在で一番有名なのはオシャレカフェ風内装の「くろひつじ」で、東京ウォーカー辺りもこぞって掲載。愛読のおっさん雑誌「大人の週末」では「まえだや」が一押しだったのだ。まあそんなこんなで見つからなんだ。そんでもって「鐡玄」はガラっと入っても店員も出てこない？？おかしいなと思ってたずねると当然のように予約で満席とのこと。ジンギスカンそんなに食いたいか？？　しかたなく隣の小汚い博多もつ鍋屋に入る。所謂大衆居酒屋の雰囲気で、店内は張り紙やら色紙やら新聞雑誌の切り抜きが壁一面の貼られている。「あれ色紙が多いな？」と思ってたらここも有名店だったらしい、たまたま出る人がいたからスルっと入れたけど、本当は予約した方がイイ店らしい。雑誌曰く「芸能人御用達のモツ鍋屋」なんだと。店長の綾乃さんは男性で演歌歌手！！謎が深まるばかり、、モツ鍋はコク旨の醤油ベースで実に旨かったし、野菜も取れるのでヘルシー。ただお勧めと赤線が引いてあった「ブルマンサワー」は出てくると炭酸が入ってなかった。あれ間違えたかなと聞いてみると「昔から水で作ってるんです、紛らわしくてごめんなさい」との回答。やはり謎は深まるばかり、、

巡回していると「本場博多を越えた！」とか書かれている、本当に有名なようだ、だがあるサイトで恵比寿の「蟻月」のモツ鍋は、ぶっちぎりにウマイ！らしく「鳥小屋」は現在の都内モツ鍋王座では無いらしい。