FIREHOUSE バーガー

chiss4122006-03-31

家の近くに所謂グルメバーガーの店がある。アメリカやらオーストラリアスタイルのでかいハンバーガーだ。もともと日本のハンバーガーは薄っぺらいマクド様式が始まりで、せいぜい大きくてもビッグマックだったはずだ。バーガーチェーンは数あれど誰も大きさで勝負をかけるところは無かった。既に撤退してしまったが、バーガーキングの「ワッパー」は衝撃だった!でかさと野菜の豊富さで多を圧倒したからだ。しかしそのオペレーションの煩雑さとコスト高で経営を維持できずに撤退の憂き目を見たのだ。

日本のグルメバーガーの走りは恐らくモスバーガーだろう。当時はモス=高いがおしゃれで旨いバーガー という図式が成り立っていた。しかし直ぐに「フレッシュネス」などの似た業態が参入し、混戦となる。そこに燦然と登場したのが「クワアイナ」だろう。表参道の骨董通り入り口にドカンとインパクトある面構えのハワイアンバーガーが日本を揺るがす。それから当面は旨デカグルメバーガーといえば「クワアイナ」とう方程式が完成!バーガーという軽食のジャンルではない、食事としてのバーガーを定着させる。同時期に「ホームワークス」などもシェアを拡大。


本家のモスもこのころ「匠」「極」シリーズの投入で、高価格帯グルメバーガーを投入し奪われたシェア奪還に動き始める。折りしも不景気が終了し始めたころあい、消費者の財布の紐も緩み、消費が刺激され始めたころだ。

そんなメジャープレーヤーの参入をよそに着実に始まっていた動きが、非チェーン型のグルメバーガー屋の発生だ。日本橋の「BROZER'S」本郷の「FIREHOUSE」神楽坂の「MOS'C(モスバーガー)」代々木の「ARMS」渋谷の「メープルリーフ・スポーツバー&グリル」「ビスカフェ」六本木の「PE'S magic」白山の「ONE'S Drive」新宿の「MADAM K」

まあ仰山あるんです。どれも旨いです。甲乙つけがたいけどどれも1000円程度と高額!景気回復あってのグルメバーガーといえよう。さてそんでもって食ったのはFIREHOUSEの「モッツァレラマッシュルームバーガー」!強烈なオイリーさは旨さと表裏一体なので仕方なし!マッシュルームの薫りと食感がアクセントで非常に旨し!