カントナック耽美

chiss4122006-04-12

ハマっているは言い過ぎだが、理解しようと頑張っているのはなにかと言われればワインと答えたい。芋焼酎も日本酒もウィスキーも好きだけど今はワイン。別に資格を取る気も、薀蓄を仕入れたいわけでもないけどお気に入りの美味しい奴は2-3個引き出しを持っていたいものだ。日本酒では辛口でも、山廃でも無くミーハーながら「開運」「翠露」「十四代」とかの鮮烈で若々しい薫香のものが好みだった。ワインでも今現在の結論では好みはブルゴーニュになりそうだ。そんな中、せっかく誕生日ということなので、神の雫でも「舞踏会ワイン」と評され2001年は奇跡的なバランスの良さと絶賛されていたものを飲むことにした。店頭価格は3000円台なのでまずいとブッコロシの刑である。

さて開栓直後はまだバラバラと混ざりあわない要素が羅列されているようで、素直に旨い!とは叫べはしなかったが、時間を置くとなんかいつの間にか調和が取れていて非常にいい具合になっていた。翌日物、翌々日ものまで非常に美味しくいただけた。ボルドーボルドーのグラスで飲むと本当に違うらしいということなので、今度購入してみたいが、薫りが立ち込めるという現象には、俺のチッチャイグラスでは実現しなかったのが多少残念。薫りという点でもブルゴーニュが良いと思ってしまいがち。

時間を置いたカントナックは控えめな酸味に果実味が詰まった感が濃い目の肉料理に合って旨かった。ただ残念ながらグロは抜けず、、現在のランキング。

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