たこ焼き焼いてみた、、

関西人たるもの、たこ焼きの一つや二つ焼けないかん!と思い立って東急ハンズでたこ焼き鉄板を買ったのが、3年くらい前。本格志向だったので、テフロン加工のホットプレート系をあえて排除したのだが、結果は火加減が難しく生地が引っ付き大惨事となった。それ以来合計4回程度しか使用していない。
それが今日、「突然上手くなっているのではナイか」と勝手な神の啓示的思い込みが降臨し、おもむろに生地を作り始めた。残念ながら計画的でなかったので、肝心のタコが無かった。でも代替物をふんだんに入れてヨシとした。とりあえずこの流れを止めたくなかったからだ。これで日和ってピーコックにメキシコ産タコなんて買いに行っちゃうと、この感性が失われてしまうのではないかという錯覚である。鉄板の油馴染みが良さそうに見えた。生地のユルさが大阪の屋台のおっちゃんの100リットルくらいある生地のソレを再現できているようだった。

普段全く活躍しない千枚通しを片手に淵の生地が固まったころを見はかり、穴の淵に沿って「グルリ!」っとやるや否や、それはあたかもガンジーの無抵抗主義がごとく、ニャンコ先生の着地のごとく、「当然ですが何か?」と言わんばかりにコンガリ焼けた南半球が姿を見せたのだった。あ〜面目躍如(めんもくやくじょ)や〜。というわけで関西人たるものたこ焼きくらい焼けんとイカンのじゃ。