築地襲来

chiss4122007-09-22

学生時代に留学生と夜中まで飲んだ流れで「築地」に朝4時くらいから行ったこともあった。場内の鮨屋がひたすら安くて旨いということから朝から車で「大和寿司」「寿司大」を襲撃したこともあった。それから約7年ほど経過した今日久しぶりに朝の市場を見てみることにした。今なら自転車で15分も走れば築地なので、豊洲に移転する前にしっかり見ていこうと。
今日は天気も良く程よく空気も涼やか、軽快に自転車を飛ばすと程なく市場に到着。当然だが次第に魚臭くなるにつれ雰囲気を盛りあがる。まず腹ごしらえだと、馴染みの2大メジャーの「大和」と「大」を見に行くと大・大行列! 日本人、外国人織り交じっての異色の光景だった。店に人に聞くと2時間待ちとのこと。んーー無理。 というわけで、海鮮丼でも探すかと、ウロウロしていると、「大江戸」と「仲家」が隣り合って丼を展開していた。片方に列が出来、片方はそうでもなかった。日本人の自然な心理状態で、「行列=旨い」と判断した我々は行列サイドで待つことに、、、店の人も「10-15分くらい」なんて気軽な回答に安易に待ちを決断したわけだが。次第に高くなる太陽が燦燦と照りつけ始め、汗が噴出してきたあたりから、待ちを断念しもう一方へ。 だってすぐ真横で取れたての魚が大量に安価で取引されているのに、そんなにまずいはずが無い!! そう読んだ我々だったが、期待はあっさりと裏切られたのだった。ご飯が硬い、イクラがショッパイ、ウニが苦い、トロがイマイチ。ん〜〜〜〜〜。非常に残念な結果だった。場外で以前食べた店の方が数倍旨い。たまたまだったらゴメンナサイでももう本当に行きません。 気を取り直して場内の魚屋を見て回る。今は甘エビが青緑の卵を抱えていてどの店でも店先で旨そう!僕の頭より大きいマグロの頭がゴロゴロしてるし、血抜き中のバケツは真っ赤だったりと非常に怖い一面もあるが、これがリアル!魚だって血は赤いのだ。鯛なんて水槽から手でつかんでまな板に置いた瞬間に包丁でガスって締められ、ホースで血をグオーって押し出して、ボーンって店頭に放り投られてたし、、 せっかくなので、20匹くらいはいったボタンエビを1000円で、超デカイ岩牡蠣を一個130円のものを6個、あと場外の玉子焼き屋の「つきじ玉八」さんで五色巻きを買って帰りました。