日経ビジネスにJPMとベアーの実態が出てた

ポールソンとJPMとベアーの合併裏話が掲載されてたね。まあ過去話として振り返るには若干まだ早い気がする。世界の業界全体で損失予想は国際通貨基金(IMF)試算で約8000億ドル(80兆円)、ゴールドマンの試算では1兆2000億ドル(120兆円)に上るだろうとされている。ゴールドマン試算のうち米国の金融機関が占める割合はその4割の4600億ドル(46兆円)と言われており、メリルやシティが1兆円〜2兆円の損失と表面化して紙面を飾った金額の数十倍がまだ潜んでいるということになる。四半期決算のたびに損失額が小出しにされてきているが、底打ちはまだ予断を許さない状況。

東京のベアースターンズでは、既にJPモルガン東京支店の関係者による人員選別が始まっているようで、大量に人員の整理が行われているようだ。外資金融はこういう時にとてもアッサリしている。