キムチ戦争 鶴橋 vs 渋谷

chiss4122008-04-15

漬物が意外と好きだと気づいたのはいつ頃だろうか。化学調味料まみれだとか、塩分が多いだとか言う輩は、京都で千枚漬けにやられ、鶴橋でキムチにやられて見て欲しい。鶴橋は言わずとしれた大阪屈指の韓国人街で本物が手に入る貴重なスポットだ。ながらく鶴橋高麗市場の「やまき商店」のキムチが最高だと信じていた。だが上京して渋谷市場の「味仙荘」のキムチに出会い甲乙つけ難くなった。つい先日帰郷する機会があり、鶴橋に途中下車してしまった。無論「やまき」の味を思い出すためだ。
ここは写真の通り超ローカルで、10年前と同じホーロー製のでかい寸胴のようなものでキムチを売っている。白菜は丸ごと1株で漬け込むので、一個がでかい。言うと500円から切って売ってくれて、おまけのカクテキを入れてくれるのが嬉しい。500円でおよそ4分の1くらいだろうか。それでも切るとタッパー2個分くらいになる。

「やまき」の特徴はなんと言っても甘み辛味旨みのバランスが良いこと! それに対して渋谷の味仙荘は値段で言うとおよそ2倍くらいになるだろうか。400グラムで1000円チョイ。甘みと旨みが「やまき」より若干強い。店主曰く、鶴橋も遠征して全て試食したうえでウチが一番と言い切った。

さて、戦争と題したからには勝敗をつけないといけない。もうこうなると好みの世界だが、個人的には僅差で「やまき」かな。おばちゃん頑張ってるし安いし。

余談*他の人のブログで同じく「やまき」派の人が鶴橋の「金海商店」も旨いと買いてあった。他の記述から「パゴダ白雲」と「カルビハウス」も僕の好みに近いみたい。一般的に有名な「豊田商店」「山田商店」もいいんだろうけど、味のバランスは好みだからな。