ゲルキネティック、そして低体温

chiss4122010-09-17

ランニングを始めてみた。ジョギングというと数キロ走るイメージなので、もっと短い自分としてはまあ、ランニングの末席ぐらいでなんとか折り合いをつけたい。

昔から運動が苦手だ。ワンダーフォーゲル部は山に登らない日はひたすら基礎体力作りで、仮入部初日で脱落。寮ではサッカーやラグビーもやったが、非常に省エネに参加した。社会人になってからはほんの数回6年前くらいにフットサルに参加した程度だ。その時に買ったAdidasのカンガルー皮のフットサル靴はつい最近まで普段使いの運動靴として現役だった。

でだ、ランニングなんて一番興味が無い分野だし、回りが雨後のタケノコのように始めても一切関与せずに来たのだが、ついに運動を開始せざるを得ない事態が発生したのだった。

それは去年の4月頃か、まだ冬の終わりで寒い頃、体調も悪くは無いけど、やけに寒い。室内なら半袖も可能な時期にフリースの長袖だ。なんだろうと、体温を測ると35度台!いつ測っても、風呂上がりでも35度台。衝撃の低体温だった。テレビで良くやっている例の低体温の怖さみたいなやつがよぎる。免疫力が落ちるんだとか。ずっと36度4を維持してきた体だったが、についに変調の芽が。そういえばここ2年ほど心電図も所見がある。これは間違いなく、、、

運動不足だ!

という訳で走ってみた。家の付近を1キロ程度。3日も走れば体温は戻った。

健康のために走るとはいかにも中年。いや恐るべしだ。カロリーが健康のすべてでは無いように。太って無いから大丈夫ということでは無いということが良く分かった。

何事も最初はカタチからということで、ランナー御用達のアシックス銀座で買ってきました、初心者用靴!ゲルキネティック3。超クッションすよ。逆に一蹴りでの前に出る力も減衰させられているのが良く分かる。同じ距離でも僕のように非力なランナーには疲れました。いや逆に良いよ!短距離で体の負荷が高く、足を痛め無いならこれ以上無いよ。これから1000キロほどお世話になります。(靴の寿命だそうです)噂によるとアシックスのソールは耐摩耗性が高いようで、アウトソールは持続するらしい。でもどの靴もまずクッションがその機能を落としていくらしい。インターネット世代なので、いろいろとレビューを見た結果、ミズノとアシックスが評判良いね。外資は機能よりデザインだってさ、まあ日本人向けには作ってないか?店で検査してもらったら、俺脚の甲低いんだって!俺足薄かったのか!知らなかったぜ。

ちなみに、もうひとつチョイスがあったのが、日経の土曜のランキング記事で1位を取ってた、『ゲルニンバス』値段はゲルキネティックより1000円ちょっと安いが何がそんなに違うのかは不明だった。つま先から甲の前方の締め付けが、ゲルニンバスのほうがしっかりしてて、キネティックの方がルーズだった。これは好みかも。おれはルーズのほうがいいかな。あとはデザインかなー。ハリポタの飛ぶほうきもたしか『ニンバス2000』だったかな。