水道夏な東京ドーム

dome

友人3人とドームに繰り出す。意外に皆事前知識はあり、その上で予習もバッチリで驚く。各人とりあえず記念にグッズを1品程度購入。開演2時間前なのに、グッズ販売の列は長蛇で、ぐるぐる回ったあげく明後日の方向に最後尾が。そして列に並ぶ前に既にタオル、Tシャツ、パーカーは完売。男女比は6対4くらいか、明らかにパリティに近づいてきている。ペットボトル持ち込み禁止との触れ込みだったが、そこまで厳密にはチェックされず。女子のコスプレもそれなりにちらほら、パーカー着用者も多し。

内容は語りつくされているように、水道夏は披露されず、せっかく水道橋なのに。アルバムを借りて、ランニング用に聞いてるという友人Hは収録されていないジェニーに戸惑う。1階じゃがいも側だったが、音が左の照明兼スピーカータワーからしか聞こえてこず、音の密度やステレオ感は非常に悪い。音の遅延と、スクリーンの遅延が丁度合致していて、そこだけ見るとストレスは低いが、ステージは明らかに0.5秒ほど早い。手を左右に振るシーンでは、右なのか左なのかが掴み難く、統一感は無い。客の年齢層は幅広く、後ろには明らかに小学校低学年の子供も居れば、前の親父は後頭部がやや寂しい感じの人まで色々。H氏の右隣りは信者の女子で振りコピ完璧すぎて怖いほど。周囲の地蔵率は10%程度だったが、完全地蔵はおらず。

演出は頑張ってたが、如何せん広すぎて若干スカスカ感が。掟ももうすこし狭い空間でクラブのような場所でやったほうがいいね。音と映像とダンスで圧倒しないと行けないのに、空間が広すぎて密度と熱が上がりきらない。新曲『ねぇ』はリップシンクすら無理だろという運動量なのに、平然とこなしており、そのタフネスに30代おっさん皆感心。また鑑賞したいとの結論に至るが、ドームは会場としてはダメだ。ちなみにPerfumeのライブです。