ソースランキング 更新

人はランキングが好きだ。どの商品がもっとも人に支持されているかが気になる気になる。
インターネットの海を散策するとメーカー主導のもの、小売主導のもの、そして個人の主観によるランキングやレビューが数多く掲載されていて非常に参考になるが、サクラ記事や提灯記事も多い。

ソースに関しては自分の舌を信じて論ずることができる数少ないジャンルなので、久しぶりに更新。
関西のソースは酸味がカギとなることが多い。東京で流通しているものは酸味があっても丸く、甘みが主体の物が多い気がする。焼きそばは甘いだけだと締まらないので、関西の逸品を使用した方が良いと個人的には思う。以前『ヘルメスの無添加やきそばソース』を使用したが、非常に好印象。リピでも良かったのだが、せっかくなので、評価の高い『大黒フルーツソース』を試してみたが、これがヒット。甘みを足さずとも成立するバランス感は秀逸。ヘルメスの場合はオタフクで甘みを足していたので。

そして甘み部門で定番だった『オタフク』だが、それを凌ぐ旨甘ソースが『明治亭のかつ丼旨味ソース』これは甘いジャンルではトップクラスか？単体でも良し、ブレンドでも良しの万能選手。サラサラ部門では『菱梅のウスターソース』を現在使用中。ジンワリ懐かしい旨み甘み酸味にスパイス感。いいねー。

ポン酢界では、関西の『旭ポン酢』が強い。個人的にはやや濃いのだが、鍋ではタレは次第に薄まる宿命なので、この濃さはその前提に立っている。『馬路村ゆずの村ポン酢』は未使用だが、柚感がワイルドらしい。見た目は薄いので、柚の酸と甘が主体か？現在は『フンドーキンごま風味ぽん酢 甘口』を使用中、酸は丸いそして九州醤油なのか甘く旨い。そして『池田柚香園の柚ぽんず』も風味豊かで旨い。これは大丸ピーコックのバイヤーの選定なのか、ブログでの評がまだ出てない。旭と馬路と並んでの展示だった。

ついでの、柚胡椒だが、現在は『千歳村柚こしょう』を使用中。これはこしょう＝青唐辛子がパンチが効いていて効く。岩塩もエッジが効いてるし、青柚の皮も負けてない。３つの要素がそれぞれ強く尖っている。新しい世界を見るようだ。（言い過ぎかも）これも大丸ピーコックにて。