雪の結晶って目視できるんだ

chiss4122005-01-22

志賀は吹雪いていた。正確には雪が斜めにたくさん降っていた。頂上付近はガスが出ていたが視界はおおむね可。グローブに落ちる雪がまだ結晶の形が判別できるくらい綺麗で、そいつがふわりふわりと、しかし絶え間なくどっさりと降る。別名「六花」と呼ばれる雪の結晶だがまさか本当に目視できるもんだとは思わなかった。大体2ミリくらい。

これだけ降れば屋根にも1メートル級に積もり、これ落ちたら痛いなー。って思っていたら目の前で「落ちた!」「ドゴーン」って鈍い音がしてレストランの入り口にいた数名のうえに大量の雪がまさに落ちた!幸い平気みたいだったがドリフの金ダライよりは総重量は遥かに重い。

普通のコースでは物足りなくなってきたので道なき道を求道すると様々なリスクがある。①雪はまり②コース滑落③ネット直撃④背中に雪⑤猿まっしぐら などだ。この写真はプチエクストリームの結果ネットに見事決勝ゴルゴルゴーール!を決めたトーマスである。このとき俺は雪に半身埋まっているので身動きが取れない。あまりに雪と戯れすぎたためまるで犬ぞり隊の犬なみに雪を纏っている。

残念ながら悲願だったカレーに暗雲がたちこめる。1400円というインフレカレーに財布はあっけなく悲鳴を上げたからだ。都内ならイセエビが乗ってもおかしくない値段だ。吉野屋やCOCO壱番屋の企業努力をあざ笑う殿様ぶりに食指は動かず。