XONE 92 使用感②

chiss4122006-07-08

イギリスが誇る業務用ミキサー大手、ALLEN & HEATHのXONE92を購入した。数々のレビューや掲示板には賛辞の嵐であったが、中には的確に論評しているものもあり非常に参考になった。また今回購入した先のPOWER'S DJ池袋店さんには関西人の値引きネゴでも大変お世話になった。さてその購入店のカスタマーアドバイザー氏の論評は以下の通り。

(1)XONE 62、92、3Dの音作り。62は野性的でドンシャリ気味に出るが低音も伸びワイルド。92はよりクリアで纏まった音でソフィスティケイトされている。3DはEQ3バンドながらキル可能なアイソレーター使用、音は寄り低音がファットに出る。

あとハイレゾリューションでも電話で確認をしたが、最近ロットが変更になり、天板のシルバーにラメ感が無くなり、よりマットなシルバーに変更。工場が変わったようで、担当者が言うには「以前の倍は良くなっている」とのこと(倍の意味が不明だが、、突っ込めず)。あと英国工場ではもう作っていないとのこと。しかしアメリカのA&HのサイトのFAQで、MADE IN CHINAであることの真偽と是非を聞いている。会社側は英国工場と中国工場は素材も行程もテスターも同一基準なので、品質にはなんら変化が無いとの主張(まあ当然そう言うだろうが)だがここでは英国工場製のミキサーがありそうな記述ではあった。

さて早速個人的な使用感だが、まず基本プラグが全て金メッキされている点が評価できる。ただメインのMIX 1がXLRのキャノンで、MIX 2が標準プラグとかフォーンジャックとか、TRSプラグとか言われる奴なので、ミニコンポなどを使用の場合は、VESTAXやAUDIOTECHNICAが出している、RCA赤白とTSプラグのケーブルを購入する必要がある。また電源にアースが付いた3本プラグなので、追加で変換プラグを購入するか、対応の接地処理をする。