「しりしり〜」な生活

先週はず〜っと「しりしり〜」していた。江戸っ子爺ちゃんの肌がヒリヒリしていたわけではもちろんない。「しりしり」はこれまた沖縄の料理の一つで、おもにニンジンを用いる。ほかにも青パパイヤなども「しりしり」の対象になるがヤマトでは滅多に手に入らないので、大根とか若干の根菜で試すことは技術的には無理では無いが、やはり「しりしり」にはにんじんと相場が決まっているらしい。簡単に言うと野菜を細くスライスする行為をさし、おもに専用しりしり器をもって実行される。意外にも北国新潟のメーカーが作ったライオン印が定番だ。せっかくなので現地のホームセンターで6ミリ穴のしりしり器を一つ購入。それ以来我が家のニンジンはすべからく厳密にしりしり処理されて料理されている。しりしりされたニンジンは火も通りやすくチャンプルなどに大活躍なので、あっという間に一本ぺロリとなってしまう。そんなこんなで当分しりしり熱は下がりそうも無い。

ちなみに、ライオン印とあるが、実はどこにもライオンの印が無いのだが、ちゃんと本物だろうか？ちょっと心配になった。